【2019年12月22日に閉店しました】
氷見市・国道160号線沿いにある、農家レストラン「たねのわ」。
富山県内では珍しいヴィーガン料理を味わえるお店。
農薬や肥料などを一切使用しない「自然栽培」で育てた野菜や、”幻の米”と言われる「ササシグレ」などを味わうことができる。
たねのわで、野菜本来の美味しさを実感してみませんか?

おすすめポイント
- 富山では珍しいヴィーガン料理
- 自然栽培で育てた「固定種」の野菜を味わえる
たねのわの評価
おすすめ★★★☆☆
コスパ★★★☆☆
SNS映え★★★☆☆
雰囲気★★★☆☆
たねのわの営業時間・場所
ランチ 11:30~15:00
カフェ 15:00~16:00
ディナー 18:00~21:30(予約制)
定休日
毎週月曜
場所
富山では珍しいヴィーガン料理
氷見市で自然栽培を行う農場「NICE FARM」が、2017年にオープンしたヴィーガン対応レストラン「たねのわ」。
ヴィーガンとは、肉や魚はもちろん、卵や乳製品などの動物性食品も一切口にしない食事のこと。
たねのわでは県内で珍しいヴィーガン料理を味わえる。

和モダンの広々とした店内
自然栽培で育てた「固定種」の野菜
ヴィーガン料理だけでも珍しいが、さらに珍しいのが「固定種」の野菜だけを使用していること。
普段私たちが食べる野菜の多くは、
・形や大きさがそろう
・病気に強い
しかし、F1種の大量生産できる性質が発揮するのは一代限りで、F1種の作物を育てる場合、種苗会社から毎年タネを購入しないといけない。
「固定種」は育てた作物の一番良いものを選抜してタネを取り、そのタネを育てて一番良いものを選抜してタネを取るという作業を繰り返す。
このように、その土地・その風土に合うタネを何世代も繰り返して、つないできたものが固定種。
固定種で育てる一番のメリットは、
「野菜本来の味を楽しめること」。
収穫に手間がかかるものの、このほかにもたくさんのメリットが。
・自然栽培で野菜を育てられる
・生育が揃わないため、長期間収穫できる
・その土地に合う強いタネを選抜できる
たねのわのメニュー
・野菜たっぷりベジカレー(1,180円)
・お子さまランチプレート(980円)
・まんまるおむすび(240円)

・水出しアイスコーヒー(450円)
・ほうじ茶(450円)
・豆腐のガトーショコラ(480円)
・カシューナッツのチーズ風ケーキ(480円)
・焼き菓子の盛り合わせ(480円)
・さつまいものアイスクリーム(480円)
など

お腹も心も満足「日替わりランチプレート」
一番のおすすめが「日替わりランチプレート(1,280円)」。
たっぷりの野菜や自家製の味噌汁、栽培農家が少なく”幻の米”と言われる「ササシグレ」のご飯が付く、かなり健康的なプレート。

日替わりランチプレート(1,280円)
まず驚くのが最初に提供される「自家製の味噌汁」。
普段家庭で食べるものとは違い、発酵した良い香りがただよう。

発酵した良い香りがただよう「自家製の味噌汁」
かぶ、ほうれん草、レタス、サヤエンドウなど20品目ほど使われる野菜は、シャキシャキ・サクサクなど食感が良く、野菜本来の美味しさを満喫できる。
食べて一番驚いたのが「ソイミート」。
見た目も味も唐揚げに似ているが、肉ではなく大豆から作ったもの。
食感はもちろん、しっかりとした味付けで、大豆から作られたと分からないほど、まるで本物の肉のような味わい。
「大豆は畑のお肉」と言われるのも納得できる。

唐揚げのような「ソイミート」
ヴィーガンスイーツのテイクアウトも
卵、バター、白砂糖不使用の「ヴィーガンスイーツ」を店内で販売。
食後のお土産にいかがでしょう?

ヴィーガンスイーツ
たねのわの感想
富山県内では珍しいヴィーガン料理を味わえる農家レストラン「たねのわ」。
お肉や魚がなく野菜だけなので、「お腹が満たされないのでは?」と思っていたが、たっぷりの野菜でお腹も心も満たされた。
野菜好きの方はもちろん、野菜嫌いの方もぜひ訪れてみてください!
野菜本来の美味しさを知ることで、野菜嫌いが克服するかもしれませんよ?