ここ数年「クラフトビール」が人気を博しており、富山でもグルメのイベントや居酒屋で目にする機会が増えてきました。
でも、そもそも「クラフトビールって何?」という方も多いのではないでしょうか。
「クラフトビール」とは
「クラフトビール(craft beer)」とは、正確な定義はありませんが、一般的には「造り手の顔が見える多種多様で個性的なビール」を指します。
また、クラフトビールの盛り上がりに合わせて、最近「ブルーパブ」という“店内で醸造されたクラフトビールをその場で楽しめるお店”も増えています。
「ブルーパブ」ならではの3つの魅力
ブルーパブには、大手メーカーのビールや缶入りのクラフトビールにはない、3つの魅力があります。
①作り手とコミュニケーションが取れる
作り手がビールを提供するブルーパブでは、作り手本人からビールのこだわりや思いを直接聞くことができます。
②出来立てのクラフトビールを飲める
ビールを醸造する場所と飲む場所が一緒なので、最高のコンディションでビールを味わうことができます。
③訪れるたびに異なるビールと出会える
小ロットで多品種醸造されるので、訪れるたびに異なるビールを楽しむことができます。
富山で今注目の「ブルーパブ」
ブルーパブのさまざまな魅力を知り、「近くにあれば、行ってみたい!」と思った方もいるのではないでしょうか。
そんな方に今回紹介するのが、富山で今注目のブルーパブ。
今回は富山のお店(3店舗)の魅力をご紹介。
ぜひお気に入りのブルーパブを見つけてみてください。
「ラティスワーク ブリューイング」居心地の良い和モダンな空間で フルーティーなクラフトビールを楽しめる
石畳が美しい高岡市・金屋町にある「ラティスワーク ブリューイング」。
2019年1月にオープンした隠れ家的お店では、女性でも飲みやすいフルーティーなクラフトビールを楽しめます。
店主自らが築40年の古民家をDIYして造った店内は、天井が高く開放感があり、和モダンな雰囲気。
カウンター席のほかに座敷席もあるので、大変居心地が良く、ゆったりと素敵な時間を過ごせます。
定番の「金屋エール」以外は仕込んだ分がなくなれば終了するため、訪れるたびに異なるビールを楽しめるのも魅力です。
☎ 0766-75-9089
🕒 18:30~22:00(火・水・金曜)、15:00~22:00(土曜・祝日)、12:00~14:00(日曜)
㊡月曜、木曜・不定休
「ブルーミン」海が見えるビアカフェ
氷見市・比美町にある海が見えるビアカフェ「ブルーミン」。
2018年4月にオープンした白を基調とした明るい店内では、地元食材を使ったビールとおつまみを楽しめます。
家族三人で運営するブルーミンでは、「ビールを五感で感じてもらいたい」との思いから、ビールの色が見やすいよう壁の色や照明の明るさを工夫したり、店内の一角にガラス張りの醸造スペースが設けられています。
桜並木が続く湊川沿いにあるので、春にはビール片手に花見するのがおすすめです。
☎ 0766-54-6596
🕒 18:00~21:30(平日)、11:30~21:30(土曜)、11:30~15:30(日曜)
㊡火曜・水曜
「コボブリューパブ」築100年の土蔵をリノベーションした壮大な空間で チェコ伝統のクラフトビールを満喫
富山市東岩瀬町にある「コボブリューパブ」。
築100年の土蔵をリノベーションした壮大な空間で、ホップの香り豊かなクラフトビールを味わえます。
店内には約15メートルのスギの一枚板を利用した大きなテーブルが置かれ、大人数でも一堂に会して楽しむことができます。
最高の素材と技術で造ったクラフトビールはもちろん、こだわり抜いたおつまみも魅力です。
🕒 11:00~18:00
㊡火曜