富山市宝町、新富町駅から徒歩2〜3分ほどの場所に「吟魚のはなれ 吟チロリ」があります。富山で予約の取りにくい海鮮居酒屋として知られる「吟魚」の2号店で、食べログ居酒屋百名店にも選出されています。
目立つ看板はなく、年季の入ったビルの1階。知らなければ通り過ぎてしまいそうな構えですが、店内は常に賑わっています。今回は刺身盛り・もずく・地だこのすり身揚げ・ポテサラ・白子ポン酢・ブリ大根をいただきました。
- 「吟魚」の2号店——食べログ居酒屋百名店、富山駅から徒歩5分圏内
- 旬の地魚を使った刺身盛り——神経締めで鮮度と脂のノリにこだわった一皿
- 名物「地だこのすり身揚げ」——ふわふわ食感でタコの旨みが凝縮
- 完全入替制・予約必須——当日入店は難しいと思った方がよい
| 住所 | 富山市宝町2-4-20 宝町ビル1F(地図を見る) |
|---|---|
| 電話番号 | 076-442-5135 |
| 営業時間 | 17:00〜24:00(LO 23:30) |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場 | なし(周辺コインパーキング利用) |
看板なし、でも満席——「吟チロリ」という場所

道沿いに目立つ看板は出ていません。ビルの入口に小さく店名が掲げられているだけで、初めて訪れる場合は少し迷うかもしれません。
店内は暖色系の照明で、カウンターとテーブルが並ぶ典型的な居酒屋の造り。開店直後から席が埋まり、活気のある空間が続きます。完全入替制で1日4回転することもあるほどの回転数。時間制限(2時間)があるため、注文はできるだけ早めにまとめておくのが無難です。

メニューは魚介を中心に肉料理・揚げ物・野菜料理まで幅広く揃います。お酒もビール・サワー・焼酎・日本酒・ワインと一通りあり、地酒好きには富山の銘柄が複数ラインナップされています。
予約時の必須注文——「刺身盛り」

予約の際に固定注文となるのが「刺身盛り」。神経締めで鮮度にこだわった地魚が数種類、きれいに盛り付けられています。スズキ・サワラ・本マグロなど、その日の仕入れによって内容が変わります。脂のノリがよく、身はしっかりと締まっています。
シャキシャキとした歯応え——「もずく」

一般的なスーパーで売られているもずくとは食感が異なり、太めでシャキシャキとした歯応えがあります。酸味はやや控えめで、もずく自体の味をしっかり感じられる仕上がり。
吟魚グループの名物——「地だこのすり身揚げ」

吟魚グループの看板メニューのひとつ。タコと青のりを練り込んだすり身を揚げており、外はカリッと、中はふわふわとした食感でタコの旨みが凝縮されています。
外れのない定番たち——ポテサラ・ホタルイカ・紅ズワイガ二

ポテトサラダはシンプルな見た目ですが、しっとりとした食感でポテト本来の旨さを感じられる仕上がり。マスタードのスパイスが全体を引き締めています。

春の定番、ホタルイカと山菜の天ぷら。サクサクの薄い衣に包まれたホタルイカは、噛んだ瞬間に濃厚な肝の味わいがとろりと広がります。山菜はほのかな苦みと香りが残っており、春らしさをそのまま皿に乗せたような印象。塩でいただくとホタルイカの旨みが引き立ちます。

富山県産の紅ズワイ蟹は、丁寧にほぐされた身とカニミソがぎっしりと詰まった状態で提供されます。蟹の甘みと、濃厚なカニミソの旨みが一口で重なる。日本酒との相性が抜群で、これが出てきた瞬間にもう一杯頼みたくなります。手間がかかる食材をこの価格帯で出しているのは、吟チロリのコストパフォーマンスの高さを象徴する一皿です。
訪問前に知っておくこと
完全入替制・2時間制のため、当日の飛び込みはほぼ難しい状況です。平日でも1週間前後は余裕を持って予約を入れておくのが安心。予約の際、刺身盛りは必須注文となります。
また、2回目のオーダー以降は時間がかかる傾向があるため、最初のオーダーでできるだけ食べたいものをまとめて伝えておくとスムーズです。
駐車場はないため、車で訪れる場合は周辺のコインパーキングを利用することになります。富山地鉄「新富町」停留所から徒歩2〜3分とアクセスは良く、富山駅から歩いても10分ほどの距離です。
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「吟チロリ」は、富山の旬の魚介を気軽に、かつしっかりとした質で楽しめる居酒屋です。価格帯もひとり4,000〜5,000円前後に収まることも多く、食材の質を考えるとコストパフォーマンスは高い。にぎやかな雰囲気が好きな方、富山の地酒と魚介を一度に楽しみたい方には、まず選んでみてほしい一軒です。完全入替制の制約はありますが、予約さえできれば確実に席が確保されるぶん、当日に焦る心配はありません。富山に来たら、夜の一軒として候補に入れておく価値があります。



[…] 画像引用「旅グルメ」より […]