【高岡市】予約が取りにくい理由が分かった。食べログ百名店選出の焼き鳥「真ゆき」

高岡市大手町、高岡大仏の裏手にひっそりと佇む「焼鳥 真ゆき(さねゆき)」。明治期の歴史ある蔵を改修した空間で、紀州備長炭の火入れ一本に向き合う焼き鳥専門店です。

食べログ焼き鳥WEST百名店(2023・2024・2025年)に選出され、富山の焼き鳥屈指の一軒として知られています。おまかせコース仕立てで、2時間かけてゆっくりと焼き鳥を味わうスタイル。気軽に立ち寄るタイプの店ではありませんが、それだけの夜を過ごしたいときに選ぶ価値があります。

  • 食べログ焼き鳥百名店(2023〜2025)——高岡が誇る本格派
  • 紀州備長炭で仕上げた火入れの妙——一串ごとにじっくりと
  • 新政をはじめとした日本酒の品揃え——ペアリングも楽しめる

焼鳥 真ゆき|店舗情報

Menu(一例)

  • おまかせコース10本 6,050円
  • 焼きおにぎり茶漬け 800円
  • カタラーナ 600円
  • 日本酒・グラスワイン
住所高岡市大手町11-14(地図を見る)
電話番号050-8881-4976
営業時間18:00〜22:00(完全予約制)
定休日木曜・日曜
駐車場なし(近隣コインパーキングをご利用ください)
予約方法電話(12:00〜17:00)/17:00以降はネット予約
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築100年以上の蔵が生む、静かな緊張感

高岡大仏の裏手、細い路地を抜けた先にあります。手入れの行き届いた庭をくぐると、歴史を感じる蔵の大扉が現れる。

店内は全席カウンター。うす暗い照明の中、大将が炭を操る音だけが静かに響きます。富山・高岡ではなかなか見かけないタイプの焼き鳥店。初めて訪れると、少し緊張するかもしれません。

おまかせ10本——一串ずつ、向き合う2時間

基本はおまかせコース(10本 6,050円)。苦手な食材があれば事前に伝えることができます。紀州備長炭でじっくり丁寧に焼き上げられた一串は、表面の香ばしさと中のしっとりとした柔らかさが両立しています。

一本目からつかみにくる——「ささみのしそ巻き」

コースの序盤に登場したのが、ささみをしそで巻いた一串。鶏の淡白な身にしその香りが加わり、最初の一口から期待感が上がります。丁寧に巻かれた断面が美しく、見た目からも仕事の丁寧さが伝わってきます。

引き締まった食感、したたる脂——「せせり」

首の肉を使ったせせりは、独特の弾力と噛みごたえが特徴。火が均一に通っており、噛むごとに脂がにじみ出てきます。塩でシンプルに仕上げられていて、素材の味がダイレクトに伝わってくる一串でした。

断面から肉汁がにじむ——「かしわ」

火入れの精度が特にわかりやすい一串で、表面に焼き色がついた香ばしさと、中のしっとり感のバランスが絶妙です。噛んだ瞬間に肉汁がにじみ出て、鶏本来の旨みを感じます。

「鶏のトロ」と呼ばれる希少部位——「ぼんじり」

尾骨周りの脂肪分が多い部位で、一羽から少量しか取れない希少部位。こってりとした濃厚な味わいで、備長炭の熱がしっかりと入っています。脂の甘さとじんわりとした旨みが続く、印象的な一串でした。

野菜串も手を抜かない——「えんどう豆」

肉串の合間に挟まれる野菜串も、きちんと仕事がされています。えんどう豆は5本並んで登場。炭火で表面に軽く焦げが入り、豆本来の甘みと香ばしさが引き出されていました。箸休めというより、一串として完成しています。

表面カリ、中はふわり——「つくね」

丸くふっくらと成形され、表面にしっかりとした焼き色がついています。中はふんわりとした食感で、鶏の旨みが凝縮されています。シンプルな一串ですが、火入れの精度がよくわかる一品。

炭火の余韻をそのままに——〆の「焼きおにぎりバーガー」

コース後に追加できる〆の一品。醤油ダレで仕上げられた焼きおにぎりに海苔を添えた構成です。炭火の香りが移っており、焼き鳥の後に食べると自然な締めになります。お腹に余裕があればぜひ。

新政の銘柄も揃う——お酒好きには見逃せない品揃え

ドリンクはビール・ハイボール・焼酎・日本酒・ワインと幅広く揃います。特筆すべきは日本酒のラインナップで、秋田の「新政」の銘柄を複数取り揃えています。

なかでも「亜麻猫」は印象的な一本。微発泡感があり、フルーツを思わせる華やかな香りと甘みが特徴。焼き鳥の脂をさらりとリセットしてくれます。ワインも10種類以上。ペアリングを楽しむ夜にも対応できます。

まとめ:大衆焼き鳥とは別の話——「特別な夜」に選ぶ一軒

2時間かけておまかせコースを静かに味わうスタイルは、気軽さとは無縁です。それでも、この空間と火入れの精度、日本酒の品揃えが揃って初めて成立する体験があります。接待・記念日・自分へのご褒美など、「少し特別な夜」に選びたい一軒です。

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高岡に泊まって、翌日の観光も満喫しませんか

真ゆきで日本酒をしっかり楽しむなら、高岡に宿を取るのが自然な選択です。高岡大仏・金屋町など歴史ある街並みも近く、翌日の観光と合わせて計画してみてください。