「日本料理 山崎」ミシュラン三つ星 究極の至福の時を過ごす

富山駅から車で10分ほどにある、「日本料理 山崎」の紹介。

関西で修業していた店主が、日本料理の懐の深さと豊かな富山の食材に魅せられて、富山に開いたお店。

富山を代表する日本料理の名店で、「ミシュランガイド富山・石川版2016」では最高評価の三つ星を獲得。

山崎では一期一会の心を大切に、旬の素材の味・香り・食感を活かすことはもちろん、器を吟味し、料理の美しさを引きだし、繊細な味付けと口腔（こうくう）の余韻に四季を感じられます。

山崎の評価

おすすめ★★★★★
コスパ★★★★★
SNS映え★★★★★
雰囲気★★★★★

山崎の営業時間・場所

気品を感じさせるオシャレな雰囲気

カウンター席は薄暗く、気品を感じさせるオシャレな雰囲気。（カウンター：6席）

大人数の場合は、見事な庭付きの広間で食事を楽しむことができます。（座敷：20〜26席）

山崎のおしながき

昼のコース

夜のコース

実食

夜のコース 柊 11,000円を注文。

今回は言葉で表現するまでもなく、写真と素材の説明さえあれば十分美味しさを伝えることができるので、長いコメントは控えます。（笑）

①ふきのとう湯

春の香りあふれる、ふきのとう。

こういう店で普段食事しない私には新鮮な味わい。

②菊姫の濁り酒

石川県の酒蔵「菊姫」の日本酒。

非常に飲みやすく、ふくよかな旨みが感じられます。

③先付け

コウイカにゼリー状の酢、あさづき、菜の花、うど、わらびを添えたもの。

ソースにはクリーミーなからしみそ。

ゼリー状の酢の食感が絶妙で、からしみそがクセになる美味さ。

④吸い物

魚のすりみにわらび、こごみ、うるい、木の実を混ぜて練りあげた「しんじょう」。

しんじょうの上にも、こごみ、うるい、木の実が添えられています。

しんじょうはモチモチで、だしは山菜の苦味が心地よいです。

⑤お造り

ヒラメ、ヒラメのえんがわ、マトウダイの昆布じめ、サワラ。

ヒラメはぷりぷりで、熟成した美味さを感じられます。

えんがわは香ばしく、また違った味わい。

昆布じめは昆布の旨みがマトウダイに染みわたります。

厚切りのサワラは絶妙の食感で、大根おろしと薬味が味を際立たせています。

⑥ますの手巻き寿司

ますの入った寿司の上には白ゴマ、醤油ゼリーが添えられています。

ご飯が完全に裏方に徹し、ますの美味さを見事に引き出します。

⑦熊本産たけのこ

熊本産のたけのこ、ふきのとう味噌。

たけのこはシャキシャキで、嫌な苦味がありません。

⑧バイ貝の酒盗

塩辛の加減がちょうど良いです。

⑨新じゃがいものあられ揚げとパセリの唐揚げ

あられ揚げがもちっぽい食感で新鮮です。

⑩飛騨牛すきしゃぶ

店主が目の前で調理してくれる豪華しゃぶしゃぶ。

お酒に昆布をつけただしで、しゃぶしゃぶします。

お肉にはからしと黄身、すき焼きだれを合わせたタレに、わけぎと行者にんにくが添えられています。

飛騨牛はつるつるとした食感で、あまりの肉の旨さに感動です。

⑪鯛茶漬け

鰹と昆布のだしに自家製のからすみ、鯛、大葉が入っています。

鯛の圧倒的な旨みはもちろん、からすみの塩加減もちょうど良く、しっかり効いただしが抜群です。

⑫じゃこご飯

パリパリのご飯はこれまで食べたことのない食感で、「これはご飯？」と驚く逸品。

⑬そば茶アイスクリーム

そば茶のアイスクリームに、黒蜜、そばの実が添えられています。

これまで食べた中でもベスト3に入る美味しさです。

お土産として購入もできるので、自宅でもぜひ味わいたいほど。（6個 4,630円）

⑭よもぎ餅と抹茶

甘いよもぎ餅と、苦みが心地よい抹茶のハーモニーがたまりません。

山崎の感想

富山市布瀬町にあるミュラン三つ星店の日本料理屋「山崎」。

初めて三つ星のお店で食事しましたが、「世の中にはこんなに美味しいものがあるのか」と感動しました。

気軽に行けるお店ではありませんが、飲み会を２回我慢すれば夜のコース（11,000円～）も楽しめるので、ぜひ一度は行きたいお店。

みなさんの美味しさの壁が、きっと打ち破られます。（笑）