最近、高級食パンのブームが起き、富山県内にもブームの火付け役「乃が美」や「焼きたて食パン 一本道」が進出。
しかし、このほかにも隠れた人気店があることを知っていますか?
お店の名前は「食パン専門店5(ファイブ)」。
2016年4月のオープンから、口コミで「おいしい」との評判が広がり、あっという間に大人気に。
ふわふわモチモチの食パンを求めて、お店には行列ができることも。
高級食パンに目がない方には必見です!
おすすめポイント
- 神戸の人気店で修業したシェフが作るこだわりパン
- モチモチふわふわ「山食パン」
食パン専門店5の評価
おすすめ★★★★☆
コスパ★★★★☆
SNS映え★★★☆☆
雰囲気★★★☆☆
”運命のパン”との出会い
食パン専門店5で人気のパンを作るのは、豊田安江さん。
もともと神戸で事務系の仕事を行っており、趣味でパン屋巡りや、パンづくりをしていた。
気に入ったお店のパンと同じ材料で作っていたが、なかなか思うような味にならず、パンづくりの奥深さを感じながら、毎日を過ごしていた。
ゆくゆくは富山へ移住することも考えながら、神戸でパン屋巡りをしていたある日、”運命のパン”に出会う。
「モチモチふわふわ、焼くと外側はカリッ」
まさに理想のパンに出会い、即座にそのお店(評判の食パン専門店)で働くことに。
二回目の”運命のパン”との出会い
パン屋で働きながら富山県について調べていると、移住先の射水市にはパン屋が少なく、また県内にも食パン専門店がないことが分かる。
「富山で食パン専門店を開業できるかも」
そう思っていたところ、再び”運命のパン”に出会ってしまう。
1年後に富山への移住が決まっていたが、運命を感じたのでお店の面接に行くと、思いのほか働かせてもらえることに。
約3年の修業では、1日のほとんどをパン工房で過ごすことになる。
工房では素材にとことんこだわるのはもちろん、その日の気温や湿度に合わせたパンづくりの大切さを学ぶ。
店名「食パン専門店5」の由来
人間の持つ五感すべてを魅了して、人を感動させるパンを目指すという思いを込めて「食パン専門店5(ファイブ)」と名付けた。
「本当においしい食パンをありがとう」
お客さんからの感謝の言葉を支えとして、毎日パンづくりに取り組んでいる。
きめ細やかな北海道産小麦を使用
パンづくりの一番のこだわりは原材料。
独自の方法で製粉した、きめの細かい北海道産の小麦粉を使用。
こだわりの小麦粉で作る看板商品「山食パン」は、持った瞬間にモチモチふわふわ感が伝わるほど。
食べるとしっとりで、素朴な小麦粉の旨みがしっかり感じられる。
トースターで焼くと、焼く前のしっとりとは打って変わりサクサクに。
トースターで焼いた「山食パン」
一味違う惣菜パンやデザートパン
惣菜パンやデザートパンも一味違うので、ぜひ食べてください。
マスタードが加わった上品な味の「タマゴサンド」。
タマゴサンド(270円)
濃厚なゴーダチーズにロースハム・しめじがアクセントになった「クロックムッシュ」。
クロックムッシュ(270円)
パンのしっとり感と昔懐かしい甘いつぶあんの相性が抜群「あんもち」。
あんもち(270円)
ハニートーストにレーズンをアクセントに加えた「レーズンハニートースト」。
レーズン好きであれば良いかもしれないが、個人的には合いませんでした。
レーズンハニートースト(216円)
もちもちとした生地とピクルスの食感、マヨネーズとマスタードを合わせたソースが絶妙「野菜のたまごホットトースト」。
野菜のたまごホットトースト(324円)
このほかにも食欲をそそるパンの種類が豊富で、一度では食べきれません。
食パン専門店5の感想
五感を魅了する、ふわふわモチモチの食パンを味わえる「食パン専門店5」。
最近私の中で「食パン専門店5」ブームが起こっており、定期的に購入しています。
高級食パンが好きな方や興味のある方は、一度は食べないと富山の高級食パンについて語れないのでは?
ただし、自分の店舗は持っておらず、日によって販売場所が変わるので、買い求めるときには要注意。
詳しくはFacebookで案内されるので、ぜひ確認してみてください。
<販売場所(一部)>
・ととやま(CIC1階)
・村の駅 菜っちゃん(JAいみず野)
・フレッシュ佐竹