富山市東岩瀬町にある、2019年8月に新しくオープンした日本酒立ち飲みバー「沙石(させき)」の紹介。
洗練されたオシャレな空間で、約100種類の日本酒と富山ならではのおつまみを楽しめます。
岩瀬には「沙石」をはじめ、本格イタリアン「ピアットスズキチンクエ」、1日1組限定のフレンチ「カーヴ・ユノキ」、日本料理店「ふじ居」など、一度は訪れたいお店が目白押し。
岩瀬で食事したり、まち歩きしたりする際には、ぜひ訪れてみてください。
おすすめポイント
- 洗練されたオシャレな空間
- これまでの日本酒の概念を解き放つ「新感覚の日本酒」
沙石の評価
おすすめ★★★★★
コスパ★★★★☆
SNS映え★★★★☆
雰囲気★★★★★
沙石の営業時間・場所
10:00~17:00
定休日
不定休
場所
桝田酒造が手掛ける日本酒立ち飲みバー「沙石」
富山市東岩瀬町で100年以上続く、富山を代表する蔵元「桝田酒造」。
同酒造から歩いて5分の場所に、2019年8月にオープンした日本酒立ち飲みバーが「沙石」です。
「沙石」では、同酒造の代表銘柄「満寿泉」を中心に約100種類の日本酒を楽しむことができます。
「美味求真」の考えのもと、新しい日本酒にも挑戦
桝田酒造の代表銘柄「満寿泉」といえば、「富山の海の幸・山の幸に負けないしっかりとした味わい」が特徴です。
「美味しいものを食べている人しか本物の日本酒を造れない」
同酒造では、この「美味求真(びみきゅうしん)」という考えのもと、根幹となる伝統を守りながらも、白ワインのオーク樽で熟成させた日本酒やシャンパン酵母を使用した日本酒など、新しい日本酒にも次々と挑戦しています。
洗練されたオシャレな雰囲気と約100種類の日本酒に酔いしれる
店内に入るとまず驚くのが、かなり大きな檜の一枚板のテーブル。
ヒノキならではの優しい触り心地をぜひ体感してみてください。
テーブルの横にそびえたつ柱は、井波別院瑞泉寺境内で落雷を受けて倒れたスギ。
本堂の身代わりになった木であることから、厄除けの意味を持っているそう。
岩瀬で活躍する陶芸家の作品も展示
店内には国内外で高い評価を受ける陶芸家釋永岳さんの作品も展示。
釋永岳さんは普段、富山の有名レストラン「L’évo レヴォ」をはじめ、都内のトップレストランなどで利用される食器を中心に作っていますが、最近は立体作品も手掛けています。
重なり合う流線の美しさにこだわった作品を、ぜひ日本酒と一緒に堪能してみてください。
沙石の料金とシステム
沙石では次の流れで日本酒を楽しむことができます。
②冷蔵庫の中から日本酒を選ぶ
③冷蔵庫近くの木箱にお金を入れる(200円~500円)
④お好みでおつまみ(518円~)を購入
おすすめの日本酒
100種類の日本酒の中でも、ぜひ飲んでほしいのが次の2本。
これまでの日本酒の概念を解き放つ、新感覚の日本酒です。
「満寿泉・純米大吟醸 SUPECIAL」
白ワインのオーク樽を使用して熟成させた純米大吟醸。
「香りはワインなのに、のど越しは日本酒」という何とも不思議な日本酒です。
ワイン特有のバニラの香りと、純米大吟醸の吟醸香が絶妙なバランスで共存しています。
「純米大吟醸 R」
ドンペリニヨンの酵母で醸した山田錦100%使用の大変貴重な純米大吟醸。
商品名の「R」は、桝田酒造の社長桝田隆一郎さんの「R」と、ドンペリニヨンの醸造最高責任者リシャール・ジェフロワさんの頭文字の「R」が由来だそう。
フルーティーな香りが上品に広がり、ほのかに米の甘みとシャンパン酵母由来の酸味を感じられます。
おつまみに富山名物「ほたるいかの素干し」
氷見の魚問屋「つりや」の「ほたるいかの素干し(680円)」や「白えび素干し(648円)」など、富山ならではのおつまみを楽しめるのも魅力。
特におすすめなのが「ほたるいか素干し」。
新鮮なほたるいかを魚醤に漬け込み干したもので、ワタの苦味とイカの旨味が絶妙です。
沙石の感想
富山市東岩瀬町にある、洗練されたオシャレな雰囲気と約100種類の日本酒を楽しめる「沙石」。
オーソドックスな日本酒はもちろん、白ワインのオーク樽で熟成させた日本酒やシャンパン酵母を使用した日本酒など、新感覚の日本酒を味わえるのも魅力。
日本酒好きの方はもっと好き、そうでない方は日本酒を好きになる、日本酒LOVEなお店です。
岩瀬には本格イタリアン「ピアットスズキチンクエ」など、一度は訪れたいお店が目白押しなので、ぜひ一緒に訪れてみてください。
[…] ところで、この岩瀬浜であるが通りにはとても興味深い店が多く点在していた。元は北前航路の重要な中継港であったらしく、往時を偲ばせる街並みが再現されていた。写真にあるのは満寿泉(ますいずみ)で知られる桝田酒造さんという酒蔵さんの建物。近くには沙石(レビューはこちらのページなど)さんという立ち飲みバーがあるようで、シックなインテリアや陶芸家の器も展示されている様子。朝の早い時間帯だったので飲みたい心を我慢して、近くのこれまたお洒落なカフェにふらり。(→つりや東岩瀬)あまり時間もなくゆっくりとは見れませんでしたが、自然派の郷土料理なども販売されていて、その中で鰤の糠漬け?なるモノを発見。濃厚なチーズの味がするとのことですが、実際のお味は如何に?とりあえずお土産用に1パック購入いたしました。 […]